| PowerShell で、Excel を操作 |
H.Kamifuji . |
- はじめに
PowerShell で、Excel を操作する事例を紹介します。
ここでは、PowerShell で、Excel を操作するのサンプルを紹介していきます。
PowerShell 7.15 インストールに共ない見直します。
現在(2024/10/27)では、PowerShell 7.4.6 が最新のようです。見直しをはじめましたが、
何と、" > パイプ問題(?)"が 解 消 されています。
パイプ関連事項を見直します。
現在(2024/10/26)では、ImageMagick 7.1.1-39 が最新のようです。上位互換について確認します。
- 目 次
- Excel操作 基礎編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 基礎編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $False # ワークブックを作成 $book = $excel.Workbooks.Add() # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # 指定したセルに文字列を入力 $sheet.Cells.Item(2,3) = "PowerShellで作成" # 名前をつけて保存 # $book.SaveAs("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test01.xlsx") $book.SaveAs((pwd).Path + "\Test\PS-Test01.xlsx") # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()３行目で、Excelを操作する為の宣言を $excel に格納します。
５行目で、画面表示しないで、実行することを指定します。
７行目で、ワークブックを作成して、$book に格納します。
９行目で、ワークシートを番号で指定し、接続することを $sheet に格納します。
１１行目で、指定したセルに値を入力します。
１３行目で、名前をつけて保存します。
１５行目で、Excelを閉じます。
１７〜１８行で、プロセスを解放します。これを実行しないとプロセスがたまり、やがてリソース不足になり、windows が不安定になります。途中で、エラーで、中断してしまったときには、手動でプロセスを削除しましょう。
PS-Test01.xlsx を開いてみると、下記のように C2 セルに値が入力されています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 シートの操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 シートの操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化する $excel.Visible = $true # 既存のExcelファイルを開く # $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test01.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test01.xlsx") # 指定のシートのシート名を変更する $book.WorkSheets.item(1).name = "HOGE1" # シートHOGE1をコピーする $book.Worksheets.item("HOGE1").copy($book.Worksheets.item("Sheet2")) # 上書き保存 $book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()３行目で、Excelを操作する為の宣言を $excel に格納します。
５行目で、画面表示して、実行することを指定します。
７行目で、既存の Excel ワークブックを開いて、$book に格納します。
９行目で、指定のシートのシート名を変更します。
１１行目で、シートHOGE1をコピーします。.copy($book.Worksheets.item("Sheet2")) は、"Sheet2" の前にコピーすることを指定しています。
１３行目で、上書き保存します。
１４〜１８行は、前項と同じです。
PS-Test01.xlsx を開いてみると、下記のように シート名が変更され、また、シートのコピーが実行されました。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 セルの操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 セルの操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化する $excel.Visible = $true # 既存のExcelファイルを開く # $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test01.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test01.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # セルE2に文字列を入力 $sheet.Cells.Item(2,5) = "50" # セルF2に文字列を入力 $sheet.Cells.Item(2,6) = "100" # セルG2に数式を入力 $sheet.Cells.Item(2,7) = "=E2+F2" # 上書き保存 $book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１行目で、セル E2 に値を入力します。
１３行目で、セル F2 に値を入力します。
１５行目で、セル G2 に数式を入力します。
１６〜２２行は、前項までのと同じですので、省略します。
PS-Test01.xlsx を開いてみると、下記のように E2 , F2 , G2 に値と数式が入力されています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 セルの操作編 その2
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 セルの操作編 その2 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $False # 既存のExcelファイルを開く # $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\Sample_07\Test\PS-Test01.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test01.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # セルG2の内容をテキストとして取得 $text1 = $sheet.Cells.Item(2,7).Text # セルG2の内容を数式として取得 $Formula1 = $sheet.Cells.Item(2,7).Formula # 上書き保存 $book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect() # メッセージボックスで、取得した2つの内容を表示 Add-Type -Assembly System.Windows.Forms [System.Windows.Forms.MessageBox]::Show("G7のテキストは $text1 です。`nG7の数式は $Formula1 です。", "結果")
１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１行目で、セル G2 の値を取得して、$text1 に格納します。
１３行目で、セル G2 の数式を取得して、$Formula1 に格納します。
１４〜２０行は、前項までのと同じですので、省略します。
２３〜２４行で、メッセージボックスで、取得した2つi ( $text1 と $Formula1 ) の内容を表示します。
OK
下記のようなメッセージボックスが表示されます。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 セルの操作編2
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 セルの操作編2 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化する $excel.Visible = $false # 既存のExcelファイルを開く # $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test02.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test02.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # 範囲B2:B5の内容をテキストとして取得し、配列として変数に格納 $text = @($sheet.Range("B5:B8")).text # メッセージボックスで変数textの内容を表示 Add-Type -Assembly System.Windows.Forms [System.Windows.Forms.MessageBox]::Show("科目は $text です。", "結果") # 範囲B2:C5をコピーし、セルE2に貼り付ける $sheet.Range("B5:C8").copy($sheet.Range("E5")) # A列を列ごとコピーし、C列に貼り付ける $sheet.Range("B1").EntireColumn.Copy($sheet.Range("G1")) # 1行目を行ごとコピーし、5行目に貼り付ける $sheet.Range("A5").EntireRow.Copy($sheet.Range("A10")) # 上書き保存 $book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１行目で、範囲B2:B5の内容をテキストとして取得し、配列として変数 $text に格納します。
１３〜１４行で、メッセージボックスで変数 $text の内容を表示します。
１６行目で、範囲 B5:C8 をコピーして、セル E5 に貼り付けます。
１８行目で、B 列ごとコピーして、G 列に貼り付けます。
２０行目で、5 行目を行ごとコピーして、10 行目に貼り付けます。
２１〜２７行は、前項までのと同じですので、省略します。
OK True True True
下記のようなメッセージボックスが表示されます。また、PS-Test02.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 行・列の操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 行・列の操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化する $excel.Visible = $false # 既存のExcelファイルを開く # $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test02.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test02.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # シートの8行目に1行挿入する $sheet.Rows.item(8).Insert() # シートの3列目に1列挿入する $sheet.Columns.item(3).Insert() # 使用している行数を取得する $ROW = $sheet.UsedRange.Rows.Count + 1 # 使用している列数を取得する $COL = $sheet.UsedRange.Columns.Count + 1 # メッセージボックスで変数2つの内容を表示 Add-Type -Assembly System.Windows.Forms [System.Windows.Forms.MessageBox]::Show("行数は $ROW です。`n列数は $COL です。", "結果") # 上書き保存 $book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１行目で、シートの 8 行目に 1 行挿入します。
１３行目で、シートの C 列目に 1 列挿入します。
１５行目で、使用している行数を取得して、$ROW に格納します。
１７行目で、使用している列数を取得して、$COL に格納します。
１９〜２０行で、メッセージボックスで変数 $ROW と $COL の内容を表示します。
２１〜２７行は、前項までのと同じですので、省略します。
True True OK
下記のようなメッセージボックスが表示されます。また、PS-Test02.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 ブック間のコピー編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 ブック間のコピー編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # コピー元のExcel # $SourceBook = $excel.Workbooks.open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test03.xlsx") $SourceBook = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test03.xlsx") # コピー先のExcel # $TargetBook = $excel.Workbooks.open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test04.xlsx") $TargetBook = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test04.xlsx") # コピー範囲の指定 $SourceRange = $SourceBook.WorkSheets.item(1).range("B5:C8") # コピー $SourceRange.copy() # コピー先シートの指定 $Targetsheet = $TargetBook.worksheets.item(1) # 貼り付け開始位置の指定 $Range = $Targetsheet.Range("C1") # 貼り付け $Targetsheet.paste($Range) # 上書き保存 $SourceBook.Save() $TargetBook.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜５行は、前項までのと同じですので、省略します。
７行目で、コピー元の Excel を作成して、$SourceBook に格納します。
９行目で、コピー先の Excel を作成して、$TargetBook に格納します。
１１行目で、コピー範囲 .range("B5:C8") を指定します。
１３行目で、.range("B5:C8") をクリップボードにコピーします。
１５行目で、コピー先シートの指定します。
１７行目で、貼り付け開始位置の指定します。
１９行目で、クリップボードから貼り付けます。
２０〜２７行は、前項までのと同じですので、省略します。
True
PS-Test04.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 フォントの操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 フォントの操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # 既存のワークブックを開く場合 $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test04.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test04.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # 指定したセルに文字列を入力 $sheet.Cells.Item(12,3) = "PowerShellで作成" # フォントサイズ $sheet.cells.item(12,3).font.Size = 20 # フォント書式 $sheet.cells.item(12,3).font.Name = "MS 明朝" # 太字 $sheet.cells.item(12,3).font.bold = $true # 文字色の指定 $sheet.cells.item(12,3).font.ColorIndex = 3 # セルの塗りつぶし指定 $sheet.cells.item(12,3).interior.ColorIndex = 6 # 範囲指定 $sheet.Range("A1:B5").font.Size = 20 # 上書き保存 $Book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１行目で、指定したセルに文字列を入力します。
１３行目で、フォントサイズを指定します。
１５行目で、フォント書式を指定します。
１７行目で、太文字で表示することを指定します。
１９行目で、文字色を指定します。
２１行目で、セルの塗りつぶしを指定します。
２２〜３０行は、前項までのと同じですので、省略します。
PS-Test04.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
[ 目次 ]
- Excel操作 下線の操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 下線の操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # 既存のワークブックを開く場合 $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test04.xlsx") $book = $excel.Workbooks.Open((pwd).Path + "\Test\PS-Test04.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(2) # 指定したセルに文字列を入力 $sheet.Cells.Item(2,3) = "PowerShellで作成" $sheet.Cells.Item(2,1) = "直線下線" $sheet.Cells.Item(3,3) = "PowerShellで作成" $sheet.Cells.Item(3,1) = "二重下線" $sheet.Cells.Item(4,3) = "PowerShellで作成" $sheet.Cells.Item(4,1) = "直線下線（会計）" $sheet.Cells.Item(5,3) = "PowerShellで作成" $sheet.Cells.Item(5,1) = "二重下線（会計）" # 範囲指定 $sheet.Range("A1:C5").font.Size = 20 # 下線を使用する前の宣言 $Underline = "microsoft.office.interop.excel.xlUnderlineStyle" -as [type] # 直線下線を設定する $sheet.cells.item(2,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleSingle $sheet.cells.item(3,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleDouble $sheet.cells.item(4,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleSingleAccounting $sheet.cells.item(5,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleDoubleAccounting # 上書き保存 $Book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１〜１８行で、指定したセルに文字列を入力します。
２０行目で、.Range("A1:C5") のフォントサイズを指定します。
２２行目で、"microsoft.office.interop.excel.xlUnderlineStyle" を [type] として、$Underline に格納します。
２４〜２７行で、各種の直線下線を設定します。
２９〜３５行は、前項までのと同じですので、省略します。
PS-Test04.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 では、下線の設定ができない。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\016_PS-Excel_16.ps1:24 Line | 24 | $sheet.cells.item(2,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleS c | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Font NXÌ Underline vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\016_PS-Excel_16.ps1:25 Line | 25 | $sheet.cells.item(3,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleD c | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Font NXÌ Underline vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\016_PS-Excel_16.ps1:26 Line | 26 | $sheet.cells.item(4,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleS c | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Font NXÌ Underline vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\016_PS-Excel_16.ps1:27 Line | 27 | $sheet.cells.item(5,3).font.Underline = $Underline::xlUnderlineStyleD c | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Font NXÌ Underline vpeBðÝèūܹñB
[ 目次 ]
- Excel操作 罫線の操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 罫線の操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # 既存のワークブックを開く場合 $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test04.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(3) # 指定したセルに文字列を入力 $sheet.Cells.Item(2,3) = "PowerShellで作成" $sheet.Cells.Item(4,3) = "実線" $sheet.Cells.Item(6,3) = "一点鎖線" $sheet.Cells.Item(8,3) = "二点鎖線" $sheet.Cells.Item(10,3) = "二重線" $sheet.Cells.Item(12,3) = "斜線" $sheet.Cells.Item(14,3) = "破線" $sheet.Cells.Item(16,3) = "線なし" $sheet.Cells.Item(20,3) = "極細" $sheet.Cells.Item(22,3) = "細" $sheet.Cells.Item(24,3) = "中" $sheet.Cells.Item(26,3) = "太" # 範囲指定 $sheet.Range("A1:C30").font.Size = 20 # ------< 二点鎖線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(2,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlDashDotDot # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(2,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 実線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(4,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlContinuous # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(4,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 一点鎖線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(6,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlDashDot # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(6,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 二点鎖線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(8,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlDashDotDot # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(8,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 二重線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(10,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlDouble # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(10,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 斜線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(12,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlSlantDashDot # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(12,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 破線 >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(14,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlDash # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(14,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 線なし >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(14,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlLineStyleNone # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(14,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 実線（極細） >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(20,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlContinuous # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(20,3).borders.Weight = $Weight::xlHairline # ------< 実線（細） >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(22,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlContinuous # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(22,3).borders.Weight = $Weight::xlThin # ------< 実線（中） >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(24,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlContinuous # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(24,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium # ------< 実線（太） >---------- # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の種類) $LineStyle = "microsoft.office.interop.excel.xlLineStyle" -as [type] # 罫線の種類を指定 $sheet.cells.item(26,3).borders.LineStyle = $LineStyle::xlContinuous # 罫線を使用する前の宣言 (罫線の太さ) $Weight = "microsoft.office.interop.excel.xlBorderWeight" -as [type] # 罫線の太さを指定 $sheet.cells.item(26,3).borders.Weight = $Weight::xlThick # 列幅を自動調整する $range = $sheet.usedRange $range.EntireColumn.AutoFit() | out-null # 上書き保存 $Book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１〜２３行で、指定したセルに文字列を入力します。
２６行目で、.Range("A1:C30") のフォントサイズを指定します。
２７〜１４５目で、罫線の色々指定しています。詳細はコメントを参照してください。
１４８〜１４９行で、列幅を自動調整します。
１５１〜１５７行は、前項までのと同じですので、省略します。
PS-Test04.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
罫線を設定できない。
PowerShell 7.4.6 では、罫線の設定ができない。
緑色部のように、(pwd).Path + "\xxxx" で、フルパス指定できる。
OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:35 Line | 35 | $sheet.cells.item(2,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:45 Line | 45 | $sheet.cells.item(4,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:55 Line | 55 | $sheet.cells.item(6,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:65 Line | 65 | $sheet.cells.item(8,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:75 Line | 75 | $sheet.cells.item(10,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:85 Line | 85 | $sheet.cells.item(12,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:95 Line | 95 | $sheet.cells.item(14,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:105 Line | 105 | $sheet.cells.item(14,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:115 Line | 115 | $sheet.cells.item(20,3).borders.Weight = $Weight::xlHairline | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:125 Line | 125 | $sheet.cells.item(22,3).borders.Weight = $Weight::xlThin | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:135 Line | 135 | $sheet.cells.item(24,3).borders.Weight = $Weight::xlMedium | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB OperationStopped: M:\usr\rehome10\PS\PS-Support\PS_Excel\017_PS-Excel_17.ps1:145 Line | 145 | $sheet.cells.item(26,3).borders.Weight = $Weight::xlThick | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | Borders NXÌ Weight vpeBðÝèūܹñB
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- Excel操作 ヘッダーとフッターの操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 ヘッダーとフッターの操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # 既存のワークブックを開く場合 $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test04.xlsx") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(4) # 指定したセルに文字列を入力 $sheet.Cells.Item(2,3) = "PowerShellで作成" # ヘッダー(中央)の設定 # ヘッダー 左 … LeftHeader # ヘッダー中央 … CenterHeader # ヘッダー 右 … RightHeader $sheet.pageSetup.CenterHeader = "PowerShellで設定しました" # ヘッダー(右)の設定 $sheet.pageSetup.RightHeader = "作成日: &D &T" # フッター(中央)の設定 # フッター 左 … LeftFooter # フッター中央 … CenterFooter # フッター 右 … RightFooter $sheet.pageSetup.CenterFooter = "ページ &P of &N" # -----書式設定コード----- # &D 現在の日付を出力 # &T 現在の時刻を出力 # &F ドキュメントの名前を出力 # &A シート名を出力 # &P ページ番号を出力 # &P+ 指定した数値をページ番号に加えた値を出力 # &P- 指定した数値をページ番号から引いた値を出力 # && アンパサンド (&) を 1 つ出力 # &N ドキュメントに含まれるページの総数を出力 # &Z ファイル パスを出力 # &G 画像を挿入 # --- ここまで ----- # 上書き保存 $Book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜１１行は、前項までのと同じですので、省略します。
１３〜１９行で、ヘッダー(中央)の設定およびヘッダー(右)の設定を行っています。
２１〜２５行で、フッター(中央)の設定を行っています。
２７〜３９目で、書式設定コードの説明をコメントにしました。参照にして下さい。
４１〜４７行は、前項までのと同じですので、省略します。
PS-Test04.xlsx を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
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- Excel操作 マクロの操作編
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 マクロの操作編 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # 既存のワークブックを開く場合 $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test05.xlsm") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # Macro2 を実行する。 $excel.Run( "Macro2" , "こんにちは、PowerShell からマクロを実行しています。" ) # 上書き保存 $Book.Save() # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()１〜９行は、前項までのと同じですので、省略します。
１１行目で、引数 "こんにちは、PowerShell からマクロを実行しています。" を指定して、Macro2 を実行します。
１２〜１８行は、前項までのと同じですので、省略します。
PS-Test05.xlsm には、下記のマクロを、標準モジュールに設置して下さい。
Sub Macro2(ByVal myText As String) ' ' Macro2 Macro ' ' ActiveSheet.Shapes.AddShape(msoShapeOvalCallout, 219.75, 87.75, 369.75, 130.5). _ Select Selection.ShapeRange(1).TextFrame2.TextRange.Characters.Text = _ myText ' "PowerShell から実行する。" With Selection.ShapeRange(1).TextFrame2.TextRange.Characters(1, 19). _ ParagraphFormat .FirstLineIndent = 0 .Alignment = msoAlignLeft End With With Selection.ShapeRange(1).TextFrame2.TextRange.Characters(19, 1).Font .NameComplexScript = "+mn-cs" .NameFarEast = "+mn-ea" .Fill.Visible = msoTrue .Fill.ForeColor.ObjectThemeColor = msoThemeColorLight1 .Fill.ForeColor.TintAndShade = 0 .Fill.ForeColor.Brightness = 0 .Fill.Transparency = 0 .Fill.Solid .Size = 11 .Name = "+mn-lt" End With Selection.ShapeRange.TextFrame2.TextRange.Font.Size = 20 Selection.ShapeRange.TextFrame2.TextRange.Font.Bold = msoTrue Range("J20").Select End Sub
PS-Test05.xlsm を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
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- Excel操作 マクロの操作編_2
次の事例を実行してみよう。
# Excel操作 マクロの操作編_2 # Excelを操作する為の宣言 $excel = New-Object -ComObject Excel.Application # 可視化しない $excel.Visible = $false # 既存のワークブックを開く場合 $book = $excel.Workbooks.Open("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test05.xlsm") # ワークシートを番号で指定し、接続する $sheet = $excel.Worksheets.Item(1) # Macro2 を実行する。 $excel.Run( "Macro2" , "こんにちは、PowerShell からマクロを実行しています。" ) # 名前をつけて保存 $book.SaveAs("F:\usr\PowerShell\sample_07\Test\PS-Test07.xlsm") # Excelを閉じる $excel.Quit() # プロセスを解放する $excel = $null [GC]::Collect()この事例は、前項に対して、１３行目を、名前をつけて保存に変更しました。
この事例では、元の .xlsm ファイルは変更せずに、別の名前をつけて保存することを目的です。しかし、.xlsm ファイルのためマクロ付で保存されてしまいます。
VBScript では、.xlsx で、保存できるのでマクロを取り除いたファイルに保存できます。処理結果だけを提供するときには、便利な機能でした。
PS-Test07.xlsm を開いてみると下記のようにセルがコピーされています。
上記を実行すると
PowerShell 7.15 でも、正常（同様）に、実行されます。
ただし、utf-8 保存したファイル(.ps1)で、実行すること。
PowerShell 7.4.6 でも、同様です。
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- リリースノート
- 2024/11/22 PowerShell 7.1.5 -> 7.4.6 による見直し。
- 2021/11/05 Ver = 2.01 PowerShell 7.15 による見直しをリリース
- 2016/08/20 Ver = 1.01 初版リリース
- 関連ページ
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