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PowerShell 管理者モードで起動する |
H.Kamifuji . |
PowerShell では、管理者モードで起動しないと Set-ExecutionPolicy など実行できないコマンドがあります。 スタート・メニューから起動するときには、いちいち、右クリックして、サブメニューを利用なければならず、かつカレントディレクトリが C:\WINDOWS\system32 であり、その後、各自の作業ディレクトリに移動する必要があります。 この問題点を解決するため、エクスプローラから「ドラッグ&ドロップ」で起動できるショートカットの作成方法を説明します。 PowerShell 7.15 インストールに共ない見直します。 PowerShell 7.4.6 インストールに共ない見直します。 |
ショートカットを作成する前に、下記の2行を保存したファイルを fff.bat のファイル名で、path の通ったディレクトリに保存してください。path の通ったディレクトリを持たない方は、「path の通し方:環境変数 path の設定方法」を見てください。cd /d %1 powershellC:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0 に保存されている powershell.exe を右クリックして、ショートカットをデスクトップに作成します。 作成されたショートカットを右クリックして、[ プロパティ ] を開きます。 下記画面の [ リンク先(T): ] 中 .exe の後ろに、スペースと fff.bat を追記します。赤色のアンダーライン部を参照方。 次に、赤丸部の [ 詳細設定(D) ] ボタンをクリックして下さい。 上記を実行すると下記のような [ 詳細プロパティ ] 画面が表示されます。 赤丸部の [ 管理者として実行(R) ] をチェックして、緑丸部の [ OK ] ボタンをクリックして下さい。 以上で、ショートカットの作成完了です。 下記は、エクスプローラから「ドラッグ&ドロップ」で起動している様子です。 下記のように、管理者モードで起動されました。更に、ちゃんと作業ディレクトリに移動していますので、直に作業できます。 本ページでは、コマンドプロンプトを利用するときに、.bat ファイルを使うように .ps1 ファイルを利用して開発する方を対象にしています。 PowerShell ISE を利用して、GUI で開発する場合でも、同様のショートカットを作成できます。各自チャレンジして見て下さい。 PowerShell 7.15 では、エクスプローラのポップアップ・メニューから Open here as Administrator で、起動できます。PowerShell 7 のインストールのページを参照方。 PowerShell 7.4.6 でも、同様です。 [ 目次 ] |
スクリプトファイル( .ps1 )で、実行するには、Set-ExecutionPolicy コマンドで、最低でも RemoteSigned を指定する必要があります。 スタート・メニューから通常の PowerShell を起動して、下記のコマンドを実行してみましょう。 Set-ExecutionPolicy RemoteSigned結果は、下記のようにエラーが発生して、設定できません。 管理者モードで起動した PowerShell なら、下記のように問題なく実行できます。 上記のサンプルは、管理者モードでないと実行できない事例を説明するものです。-ExecutionPolicy は、セキュリティの関係から下記のように設定することを推奨します。 Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -scope CurrentUser上記は、PowerShell 7.1 で、PowerShell 5.1 と互換ありです。 PowerShell 7.4.6 でも、同様です。 |