クラス GLOBALS

Object
   |
   +--GLOBALS

クラス GLOBALS

cat

<static> void cat(obj, pattern)

ファイル、URL または InputStream の内容を表示します。
例:

 
    cat('test.txt'); // show test.txt file contents
    cat('http://java.net'); // show the contents from the URL http://java.net 
 
 

パラメータ:
obj - 表示する入力データ
pattern - 省略可能。パターンに一致する行だけを表示

cd

<static> void cd(target)

現在の作業ディレクトリを指定したディレクトリに変更します。

パラメータ:
target - 変更する先のディレクトリ。省略可能で、デフォルトはユーザーの HOME

cp

<static> void cp(from, to)

ファイル、URL、またはストリームを別のファイルまたはストリームにコピーします。

パラメータ:
from - 入力ファイル、URL またはストリーム
to - 出力ストリームまたはファイル

date

<static> void date()

現在のロケールを使用して現在の日付を出力します。

del

<static> void del(pathname)

「rm」と同義です。

dir

<static> void dir(d, filter)

「ls」と同義です。

dirname

<static> Object dirname(pathname)

ファイル名のディレクトリ部分を返します。

パラメータ:
pathname - 入力パス名

戻り値:
指定されたファイル名のディレクトリ部分

echo

<static> void echo(x)

指定した文字列引数を表示します。

exec

<static> void exec(cmd)

子プロセスを実行し、完了するのを待ってから終了コードを返します。

パラメータ:
cmd - 子プロセスで実行するコマンド

exit

<static> void exit(exitCode)

シェルプログラムを終了します。

パラメータ:
exitCode - OS シェルに返される整数コード。省略可能であり、デフォルトは 0

find

<static> void find(dir, pattern, callback)

ファイルを検索します。一致するそれぞれのファイルについて、指定されたコールバック関数を呼び出します。
例

 
    find('.') 
    find('.', '.*\.class', rm);  // remove all .class files 
    find('.', '.*\.java');       // print fullpath of each .java file 
    find('.', '.*\.java', cat);  // print all .java files 
 
 

パラメータ:
dir - 検索するファイルのディレクトリ
pattern - 検索するパターン
callback - 一致するファイルに対して呼び出す関数

grep

<static> void grep(pattern, files )

Unix の grep と似ていますが、JavaScript 正規表現パターンを認識します。

パラメータ:
pattern - 検索するパターン
files - 検索する 1 つ以上のファイル

ip

<static> void ip(name)

指定したドメイン名の IP アドレスを出力します。

パラメータ:
name - ドメイン名

ロード

<static> void load(str)

JavaScript コードをストリーム、ファイルまたは URL からロードして評価します。
例

 
    load('test.js'); // load script file 'test.js'
    load('http://java.sun.com/foo.js'); // load from a URL
 
 

パラメータ:
str - スクリプトがロードされ評価される入力元

ls

<static> void ls(dir, filter)

ディレクトリ内のファイルを一覧表示します。

パラメータ:
dir - ファイルをリスト表示するディレクトリ。省略可能であり、デフォルトは pwd
filter - リスト表示されるファイルをフィルタするパターン。省略可能であり、デフォルトは「.」

mkdir

<static> void mkdir(dir)

新しいディレクトリを作成します。

パラメータ:
dir - 新しいディレクトリの名前

mkdirs

<static> void mkdirs(dir)

必要だが存在しない親ディレクトリを含め、ディレクトリを作成します。

パラメータ:
dir - 作成するディレクトリのパス名

mv

<static> void mv(from, to)

ファイルを別の場所に移動します。

パラメータ:
from - ファイルの元の名前
to - ファイルの新しい名前

printf

<static> Object printf(format, args)

C に似た printf です。

パラメータ:
format - 残りの出力項目をフォーマットする文字列
args - 可変引数のリスト

pwd

<static> void pwd()

作業ディレクトリを出力します。

quit

<static> void quit(code)

「exit」と同義です。

read

<static> Object read(prompt, multiline)

プロンプトを出力したあと、標準入力から 1 行または複数行を読み取ります。

パラメータ:
prompt - プロンプト。省略可能であり、デフォルトは「>」
multiline - 0 の場合単一行を読み取り、それ以外の場合は複数行を読み取る

ren

<static> void ren(from, to)

「mv」と同義です。

rm

<static> Object rm(pathname)

指定したファイルを削除します。

パラメータ:
pathname - ファイルの名前

rmdir

<static> void rmdir(pathname)

指定したディレクトリを削除します。

パラメータ:
pathname - ディレクトリの名前

which

<static> void which(cmd)

PATH にあるコマンドのパス名を出力します。

パラメータ:
cmd - PATH から検索するコマンドの名前

XMLDocument

<static> Object XMLDocument(inp)

入力を DOM ドキュメントオブジェクトに変換します。

パラメータ:
inp - ファイルまたはリーダー。省略可能であり、ない場合は新しい DOM ドキュメントが返される

戻り値:
DOM ドキュメントオブジェクトを返す

XMLResult

<static> Object XMLResult(out)

任意のストリーム、ファイルを XMLResult に変換します。

パラメータ:
inp - 入力ストリームまたはファイル

戻り値:
XMLResult オブジェクト

XMLSource

<static> Object XMLSource(inp)

任意のストリーム、ファイル、または URL を XMLSource に変換します。

パラメータ:
inp - 入力ストリーム、ファイル、または URL

戻り値:
XMLSource オブジェクト

XSLTransform

<static> void XSLTransform(inp, style, out)

XSLT 変換を実行します。

パラメータ:
inp - 変換する入力 XML (URL、ファイルまたは InputStream)
style - 使用する XSL Stylesheet (URL、ファイルまたは InputStream)。省略可能。
out - 出力 XML (ファイルまたは OutputStream)