注:この Java Plug-in ガイドでは、Java SE 6 update 10 リリースより前にリリースされた機能について説明します。最新情報については、Java Rich Internet Application の開発および配備を参照してください。
JDK 1.4 から、新たに 2 つのメソッドが java.Applet.AppletContext
インタフェースに追加されたため、複数のブラウザセッション間でアプレットの永続性を維持できるようになりました。これらのメソッドを次に挙げます。
setStream(String key, InputStream stream)
getStream(String key)
アプレット開発者は、これらの新規メソッドを使用して、あるブラウザセッションのデータやオブジェクトをストリーム処理することにより、そのあとのブラウザセッションでデータやオブジェクトを再利用できるようになります。これによりアプレットの永続性が維持されるため、同じ目的でアプレット内の static オブジェクトを使用する必要がなくなります。
setStream(key, stream)
は、キーをストリームにマッピングします。getStream(key)
は、キーにマッピングされたストリームを返します。setStream(key, stream)
の呼び出し時に、AppletContext がキーにマッピングされたストリームをすでに保持している場合、マッピングは更新されます。
詳細は、「API 仕様」を参照してください。